リクルートカードの評判と特徴、審査基準を徹底解説
リクルートカードの特徴
リクルートカードは、基本還元率1.2%という高還元率で人気のクレジットカードです。また、本会員、家族会員ともに年会費永年無料で所有できるなど、コスパの高さでも他社に引けを取りません。
そんなリクルートカードの特徴について解説していきます。
基本還元率だけなら国内トップクラス
還元率が1.0%以上の高還元率カードは他社でも発行されていますが、「対象店舗での利用」や「優待店舗での利用」、「他サービスとの紐付け」などといった、特定の条件を満たさなければ高還元率にならないものがほとんどです。
しかしリクルートカードなら、無条件でいつでもどこでも1.2%という高還元率でポイントが貯まります。貯めたポイントも共通ポイントで人気のPontaポイントやdポイントへ交換できるので、使い勝手の高さも魅力です。
年会費無料ながら旅行傷害保険やショッピング保険まで付帯
リクルートカードには、利用付帯ながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高1,000万円の国内旅行傷害保険が付帯します。さらに、年間200万円のショッピング保険まで付帯しています。
補償額こそ低めですが、年会費無料カードでこれだけの保険が付帯するのはレアですし、ましてやショッピング保険まで付帯するのは大いに魅力的です。
リクルートカードは、こんな人におすすめ
基本還元率1.2%のリクルートカードは、高還元率でポイントが貯まるカードが欲しい人におすすめですし、電子マネーへのチャージでもポイントが貯まるので電子マネーの利用頻度が多い人にもおすすめです。
高還元率でポイントが貯まるカードが欲しい人
リクルートカードのポイント還元率は1.2%という高還元率です。しかも、ポンパレモールなどリクルートの運営するネットサービスなら最大で4.2%のポイントが貯まります。
日常のショッピングはもちろん、月々の光熱費やスマホ料金などでもお得にポイントを貯められるので、ポイント還元率重視でクレジットカードを選びたい人におすすめです。
チャージでも高還元率だから電子マネーの利用頻度が高い人にもおすすめ
電子マネーへのチャージ利用分はポイント付与の対象外となってしまっているクレジットカードが増えている中で、リクルートカードは電子マネーへのチャージでもポイントを獲得できる貴重な存在です。
もちろん、通常ショッピングと同様に還元率1.2%でチャージできるので、電子マネーの利用頻度が高い人にもおすすめできる1枚です。
リクルートカードのメリット
リクルートカードのメリットは基本還元率が高還元率な点です。特定の条件を満たせば高還元率になるクレジットカードは多々ありますが、リクルートカードなら無条件で1.2%という高還元率でポイントを貯められるメリットがあります。
リクルートのサービスで活用するとさらに高還元率
先述のとおり、リクルートカードなら基本還元率が1.2%と高還元率になるほか、ポンパレモールやじゃらんなどリクルートの運営するネットサービスを利用すると最大4.2%にまで還元率がアップします。
電子マネーのチャージでも高還元率でポイントが貯まる
リクルートカードなら、プリペイド式電子マネーのチャージ利用額分についてもポイント付与の対象になります。チャージでも還元率1.2%でポイントが貯まるので、電子マネーをよく利用している人にはとても使い勝手の高いクレジットカードです。
リクルートカードのデメリット
高還元率で人気のリクルートカードですが、
- リクルート関連のサービスでなければポイントアップがない
- 付帯保険の充実度は低い
以上のようなデメリットもあります。
ポイントアップはリクルート関連のサービスに限られる
リクルートカードは最大4.2%にまで還元率がアップしますが、ポイントがアップするのはポンパレモールやじゃらんなどリクルート関連のネットサービスに限られるので注意してください。
ただし、基本還元率については無条件で1.2%という高還元率になりますので、それだけでもメリットは大きいです。リクルート関連のネットサービスを利用しないとしても極端なデメリットにはなりません。
付帯保険の充実度は低い
年会費無料カードながら海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険まで付帯しているリクルートカードですが、保険そのものの充実度は低いです。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円ですが、それはあくまでも傷害死亡や後遺障害の場合のみに適用される補償額です。傷害治療費や疾病治療費に関しては100万円限度となるので、入院などを伴うようなケースではカバーしきれません。
また、国内旅行傷害保険に至っては入院治療費などの補償は付帯せず、あくまでも傷害死亡・後遺障害のみに対する補償しか付帯しません。
リクルートカードの評判
リクルートカードは、高還元率でポイントを獲得できるカードとしてユーザーから上々の評価を獲得しています。
カードを利用できるところならどこでも1.2%という高還元率でポイントが貯まるため、とてもお得感が高いと好評です。
いつでも1.2%とポイント還元率の高さが魅力
再三再四お伝えしています通り、リクルートカードの基本還元率は1.2%です。どこで利用してもショッピングポイントとして1.2%分のポイントが還元される高還元率カードとして、クレジットカードファンからも高い認知度を獲得しています。
いつものショッピングで利用することはもちろんのこと、光熱費やスマホ料金といった毎月の支払い、モバイルSuicaなどのプリペイド式電子マネーへのチャージでも1.2%分のポイントが貯まります。
Pontaポイントやdポイントのユーザーからも高評価
リクルートカードで貯まるポイントはリクルートポイントですが、共通ポイントとして人気のPontaポイントやdポイントへも交換することができるので、使い勝手でも申し分ありません。
普段からPontaポイントやdポイントを貯めているユーザーも、ぜひ持っておきたいクレジットカードです。
リクルートカードの審査
リクルートカードの気になる審査難易度ですが、一般カードクラスであることと年会費無料カードである点を鑑みると、審査通過のハードルは低めです。
年会費無料の一般カードなので審査難易度は高くない
リクルートカードは年会費が無料ですし、18最以上であれば学生でも申し込めるクレジットカードなので、審査難易度はそれほど高くありません。信用情報(クレジットヒストリー)に大きな問題がなければ難なく審査に通過できるレベルです。
信用情報が安定していれば難なく審査にパスできるレベル
信用情報が安定していれば問題なく審査通過可能なリクルートカードですが、信用情報に問題がある場合は審査に通過できる確率はとても低くなりますので注意が必要です。
リクルートカードは、VisaとMastercardが三菱UFJニコス(株)、JCBは(株)JCBが発行元なので、それぞれの発行元による審査に通過できなければ手にすることができません。
審査難易度の低いリクルートカードだからといっても決して審査が甘いわけではなく、信用情報に問題があれば簡単に審査落ちします。審査に不安がある人は、相応に審査のハードルが高くなることを自覚しておきましょう。
リクルートカードの還元率
リクルートカードのポイント還元率は1.2%で、クレジットカードとしては高還元率で利用できます。また、リクルートが運営しているネットサービスならさらに高還元率でポイントが貯まります。
基本還元率1.2%で国内最高水準
1.2%というポイント還元率は、国内のクレジットカードとしては最高水準の還元率になっています。
特定の店舗での利用や、関連サービスとの紐付けによって高還元率になるクレジットカードは多々ありますが、リクルートカードのように無条件でいつでも1.2%の高還元率でポイントが還元されるクレジットカードはレアです。
ポンパレモールで還元率4.2%などリクルートのサービスで高還元率
基本還元率だけでも1.2%の高還元率ですが、リクルートが運営するポンパレモールやじゃらんでの宿泊予約なら最大で4.2%にまで還元率がアップします。
ポンパレモール | 基本還元率1.2%+ポンパレモールでのショッピングポイント3.0% |
---|---|
じゃらん | 基本還元率1.2%+じゃらんでの宿泊予約で2.0% |
普段からネット通販を活用しているなら、ポンパレモール経由でショッピングをすれば常に4.2%の高還元率になりますので超お得です。
リクルートカードのポイント
リクルートカードのポイントプログラムについて解説していきます。それと合わせて、貯めたポイントの交換先などについても触れていきます。
ポイントプログラムはリクルートポイント
リクルートカードのポイントプログラムは「リクルートポイント」です。リクルートカードの場合、他のクレジットカードのように100円ごとや200円ごとの付与ではなく、毎月15日までの利用代金に対して1.2%分のポイントが還元される仕組みです。
100円ごとや200円ごとといったようなポイント付与では、端数の分だけ無駄になってしまうこともありますが、リクルートカードなら利用代金全体に対してのポイント還元なので、無駄なくポイントを獲得できます。
利用シーンにあわせてポイントの交換先を選べる
貯めたリクルートポイントは、ポンパレモールやじゃらんなどのリクルート関連サービスへの充当のほか、Pontaポイントやdポイントにも交換することができます。
Pontaポイントもdポイントも、リクルートポイントとの等価交換ができるため、貯めたリクルートポイントと同じだけ交換できます。しかも1ポイントから交換できる手軽さも魅力です。
リクルートカードと電子マネー
リクルートカードに搭載できる電子マネーはありませんが、先述の通りプリペイド式電子マネーへのチャージでもポイントを貯めることができます。
電子マネーへのチャージ利用額分はポイント付与の対象外となってしまうクレジットカードが多いですが、リクルートカードならチャージ利用額分でも1.2%分のポイントが還元されます。
モバイルSuicaや楽天Edyへのチャージで1.2%のポイント還元
リクルートカードでは、以下の電子マネーへのチャージが可能です。
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- 楽天Edy
- nanaco(2020年3月11日以前に登録済のもの)
上記の電子マネーへのチャージなら1.2%の高還元率でポイントが貯まります。
nanacoについては、2020年3月12日以降はセブンカード・プラスでしかチャージすることができなくなっています。これからリクルートカードに申し込むという場合はnanacoへのチャージはできないので注意してください。
JCBブランドはモバイルSuicaのみ
JCBブランドを選んだ場合は、チャージできるのはモバイルSuicaとnanacoだけです。楽天EdyやSMART ICOCAにはチャージできません。
もちろん、nanacoについても上述の通りなので、リクルートカードでは新規でのカード登録ができないので、JCBブランドでチャージ可能なのは実質モバイルSuicaだけです。
電子マネーチャージのポイント付与は月間30,000円まで
電子マネーへのチャージ利用額分のポイント付与は、合算で月間30,000円までとなっています。30,000円を超えた分についてはポイント付与の対象外となります。
リクルートカードの付帯保険
リクルートカードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高1,000万円の国内旅行傷害保険、年間最高200万円のショッピング保険が付帯します。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険に最高1,000万円の国内旅行傷害保険
リクルートカードに付帯する旅行傷害保険の詳細は以下の通りです。
保険種類 | 補償種類 | 補償内容 |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 (利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費 | 100万円 | |
疾病治療費 | 100万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中最高20万円 | |
救援者費用 | 100万円 | |
国内旅行傷害 (利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院保険金 | ― | |
手術保険金 | ― | |
通院保険金 | ― |
海外旅行傷害保険の補償内容は低めですが、年会費無料カードとしては比較的充実しています。国内旅行傷害保険については「傷害死亡・後遺障害」の補償しか付帯していません。
ショッピング保険は年間最高200万円と充実度が高い
ショッピング保険は年間最高200万円までの補償が付帯します。この補償内容については、年会費無料カードとしてはとても充実度の高い補償と言ってもいいレベルです。
一般カードクラスに付帯するショッピング保険の場合、海外利用時のみが対象であったり、国内については分割・リボ払い時のみ対象となるタイプがほとんどですが、リクルートカードなら国内外問わず補償対象になっている点も特筆ポイントです。
リクルートカードの追加カード|家族カードやETCカード
リクルートカードで発行可能な追加カードは、家族カードとETCカードの2種類です。もちろん、家族カードもETCカードも年会費無料で発行してもらうことができます。
家族カードとポイントを合算できて効率的
本会員の場合、毎月の利用額ごとに1.2%のポイントが還元されます。同様に、家族カードは100円ごとに1.2ポイントが付与される仕組みです。なお、家族カードで貯めたポイントは本会員との合算になるので、より効果的に貯めることができます。
ただし、JCBとVisa/Mastercardとでは発行できる家族カードの枚数が異なります。
JCB | 8枚まで |
---|---|
Visa Mastercard |
19枚まで |
家族カードの発行可能枚数は、JCBとVisa/Mastercardとで2倍以上の開きがあります。
家族カード自体それほど多く申し込むようなことはあまりありませんが、8枚を超えるようなケースに当てはまる場合、国際ブランドはVisaやMastercardを選ぶようにしましょう。
ETCカードの利用分も還元率1.2%でポイントが貯まる
ETCカード利用分についてはポイントが貯まらないクレジットカードも少なくありませんが、リクルートカードならETCカードの利用分も還元率1.2%でポイントが貯まります。
ETCカードによるポイントも家族カードと同様に100円ごとに1.2%還元されます。本カードと同じく還元率1.2%です。
リクルートカードの締め日と支払日
ここでは、リクルートカードの締め日と支払日について解説します。
リクルートカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日となっています。支払日は「口座振替日」のことで、土日や祝日とかぶる場合は翌営業日になります。
なお、個人の都合による変更などはできません。
カードの利用代金は毎月15日が締め日で翌月10日が支払日
リクルートカードの利用代金は、リクルートカードからではなく発行元の各カード会社からの引き落としになります。
JCBなら(株)JCB、VisaとMastercardなら三菱UFJニコスから引き落とされます。
リクルートカードの紹介まとめ
リクルートカードの魅力について解説してきました。
主な魅力ポイントをまとめますと、
- ポイント還元率1.2%の高還元率
- リクルートのネットサービスで最大4.2%の還元率
- モバイルSuicaなどのチャージでも1.2%のポイント還元
- 旅行傷害保険やショッピング保険が付帯
無条件で1.2%もの高還元率でポイントを貯められるのが最大の特長です。貯めたポイントをPontaポイントやdポイントなどの共通ポイントに等価交換できるので、ポイント還元にこだわりたい人におすすめです。
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